活動レポート 2013年11月

2014年

1月

07日

食育講座を開催しました(大仙おばこ)

大仙市内で、食育の講座を開催しました。詳しくはこちらをご覧ください。

2013年

11月

16日

つくったお米を販売しました(松本)

いきものみっけファームin松本流通タイトル

いきものみっけファームin松本の田んぼでとれたお米を、子どもたちが松本市内のスーパーで販売しました。

朝、お米屋さんに集まった子どもたちは工場を見学しました。まだ米ヌカのついた玄米を見て、お米は品種によって形がちがうことを教えてもらいました。玄米をこすり合わせる機械(精米器)を通すと、米ヌカがとれて白米になります。白米はそのまま炊いてもおいしくありません。表面についている肌ヌカを洗い落として食べます。米のとぎ汁が白くにごっているのは、肌ヌカのためです。ところが、肌ヌカの成分は微生物にとっては栄養素。洗って流すのはもったいないので、この工場では精米した後で特別な機械を使って、肌ヌカを取っています。肌ヌカを取りのぞくと無洗米ができあがり、水洗いしなくてもおいしいご飯が炊けます。無洗米が袋に詰められていくまでを見学した後、米のとぎ汁をフライパンで温め、肌ヌカを取り出す実験をしたりしました。

工場見学の後、子どもたちはスーパーに移動し、いきものみっけファームを紹介したチラシ配りをするグループと、お米の試食販売をするグループに分かれました。1時間ほどで4キログラム入りのお米が6袋も売れました。

保護者の方は公民館に移動し、おいしいお米の炊き方を教えていただきました。スーパーから子どもたちがやって来て、最後はおいしい食事の時間….の前に、松本大学で食育を学んでいる学生さんから、3つの栄養について学びました。「体の調子をととのえる食べ物はどれですか?」といった質問に、元気な子どもたちが答えて行きます。

袋に子どもたちの名前が印刷されたお米をもらって解散。生き物を守るための買い物の仕方もあって、たくさんの生きものを育てるために、お米の肌ヌカが役立っていることを勉強できました。公民館から出ると、真っ青な秋空のどこかで、モズがギーギー・キチ・キチと鳴いていました。