チュニジアからのお客様 青年海外協力隊 刈森千恵さん

北アフリカにあるチュニジアのハマムゲザズという町にある「ハマムゲザズ環境保護協会」から1月31日、一人のお客さんが来られました。彼女の名前は、苅森千恵(かりもりちえ)さん。2年前から青年海外協力隊の一員としてチュニジアでお仕事をされています。

チュニジアってどんな国?ハマムゲザズってどんなまち?


この国は、アフリカ大陸の北、地中海に面した小さな国で、イタリアからまっすぐ南にあります。北は美しい地中海に、古い遺跡が建ち並ぶ美しい町並み、南はスターウォーズのロケ地にもなった広い砂漠が拡がる、ヨーロッパとアフリカ・アラブの文化が入り混じった国です。言語は、フランス語とアラビア語がはなされています。ハマムゲザズは、首都チュニスから東に3時間ほど向った先にある小さな海辺の町で、目が覚めるような美しさのビーチがあります。
ハマムゲザズ環境保護協会

苅森さんが働いているこの協会は、地域でごみひろいのイベントをしたり、小学校にいって環境を美しく保つことを教えていたり、いきものみっけ寺子屋とも少し似た活動をしている団体です。
彼女は、ここで地元の繊維工場からでる糸くずなどを再利用する裁縫教室を運営するプロジェクトなどに関わっています。

何のためにやってきたの?
彼女は、チュニジアの協会から「日本で同じように子どもたちと一緒に環境のことを学んだり、活動している団体と友好関係を結びたい」という思いを持って、いきものみっけファーム滋賀にやってきてくれました。
国に住むみんなが、どんな人たちで、どんなことを考えて、どんな活動をしているのかをお互いに教え合って、相手のことをたくさん知って、自分たちのことももっと深く知れるようにしたいと思っています。
子どもたちは、将来はお互いの国を行き来してみたいなど、これからの交流を楽しみにしているようでした。
いきものみっけ寺子屋では、これから残る半年の任期で寺子屋とハマムゲザズのみんなとを結んで、お互いの身の回りのこと(環境)を知るプログラムを企画していく予定です。
今年7月の千恵ちゃんの帰国が楽しみですね。