ふりかえりの会 ~みんなで壁新聞づくり~(滋賀)

5月の田植えから10月までの半年間、みんなで農業体験を通じて田んぼ・畑に生息する生き物観察や川や排水路の生き物調査を行いました。2014年11月9日、みんなで壁新聞を作ってこの半年をふりかえる会を開きました。

 

 

 午前中はグループを二つに分けて 「楽しかったこと」「感じたこと」をイベントごとに意見を出し合いました。お母さんグループも熱心に意見を出してくださいました。それを発表。みんなはお米作りと芋の収穫が印象的だったようです。自分たちで、作り、大きくなって行く過程を、観察を通じて確認し、収穫して食べる、しれには農家の方が田んぼや畑を見守ってくださった農家の方、寺子屋のお昼ごはんを作ってくださったおばちゃんへのお礼等の意見が出されていました。

田んぼや川にはたくさんの小さな生きものや、水生昆虫、がいることの気づき。琵琶湖にいたプランクトンも『食べられたり、食べたり』の関係で私たちの食料になっていることの学びの振り返りをしました。来年度は、小さな生きものが健康でいるために私たちがどうしたらいいかを考えていきたいですね。

昼食は2つのご飯「子どもたちが作った田んぼのお米」「他所の金芽米」を食べ比べしました。どちらがどちらと???と隠してのクイズでしたが、「どちらが美味しいか」については、「自分たちが作ったお米」の票が多かったようでした。それをおにぎりにして持ち寄った具材で食べました。

●子どもたちの意見
田植え
・ネチョネチョして面白かった
・泥だらけ
・コンバインに乗った
・カエルが気持ち悪い
・お昼ごはんがおいしかった
・初めて田植えをして足が気持ち悪かった
・土に足が入ってこけそうだった
・まっすぐに植えるのが難しかった
・土がとても柔らかかった

虫取り
・バッタを捕まえるのが難しかった
・トンボがすばしっこい

川遊び
・みんなで楽しくできた
・初めて川に入って冷たかった
・みんなで川の中で魚や虫を探すのが楽しかった
・いろいろな水の生きものがいた
・水の中のいきものを触ったりするのが楽しかった
・カニに手や足をまれて痛かった
・水の生きものがいっぱいいるのを見て楽しかった
・魚の逃げ足が速かった

 

夏休み工作作り
・金の紐付けが難しかった
・金のシールを線にたどって貼るのが難しかった

ネイチャーゲーム
・クイズを全問正解できたのがうれしかった
・ヒルにかまれて気持ち悪かった
・問題が簡単なもの、難しいものいろいろあってよかった
・アリ地獄にアリを落として詰め込んだ
・小さい茶畑を見つけた
・たくさんの虫がいた

プランクトン観察
・琵琶湖の中に網を入れて水を取り、プランクトンを顕微鏡で見たら動いているのが気持ち悪かった
・プランクトンがどうやって生きているのかわかった
・プランクトンの動きが面白かった
稲刈り
・いっぱい刈って疲れた
・楽しかった
・ザクザク切った
・稲を結ぶのが難しかった
・バッタやイナゴがたくさんいた
・結び方を教わった
・稲が黄金色できれいだった
・コンバインに乗れてうれしかった
・僕が稲刈りをして炊いたお米が美味しかった
・いねを刈ってそれをまとめるのが難しかった
・トンボを4匹捕まえた
・指導していただいた方が稲刈りが上手だった
・みんなで稲刈りをしたのが楽しかった
・手がいたくなかった
・稲を刈るのは難しかった
・苗を植えた後、ちゃんと育ててもらったのでうれしかかったです。

食事
・みんなと一緒にお昼を食べるのが楽しかった
・韓国の人との交流も楽しかった
・かんぴょうらすくが美味しかった
・チラシずし、トン汁が美味しかった
・金芽米が美味しかった
・山菜のてんぷら美味しかった
・韓国のお料理を初めて食べた

芋の苗植え・収穫について
・芋の収穫、芋が大きくて重たかった
・大根がなかなか抜けずに抜いたら尻もちをついた
・芋の苗植えの時にもらった玉ねぎで味噌汁をしたら美味しかった
・苗を上手に植えられた
・みんなでとったお芋を焼いて食べたのが美味しかった
・水やりが重たかった
・芋が大きくて土をたくさん掘るのが大変だった
・芋でお母さんとプリンを作った。自分が裏ごしをした。

家族
・お母さんと一緒だからうれしい
・自分が生きてていいよと思った

●保護者の意見
・高齢者の方から昔いた生き物や川の話を継続的に聞きたい
・調理も楽しい